1995年1月の阪神淡路大震災から25年
私も、兵庫県に住んでいたので、その時の地震の揺れの凄まじさを良く覚えています。
朝起きると、自宅の瓦が地面に落ちており、周りを見渡すと築年数が古そうな瓦屋根の一戸建は、ほとんど瓦が地面に落ちていたように思います。
また、テレビの中で神戸の状況が映されると倒壊した瓦屋根の一戸建ばかり
この時、世間から瓦は地震に弱いというイメージが定着してしまったようです。
2020年の現在、新築戸建に使われる屋根の材質で多いのが、スレート葺きや、ガルバリウム鋼板です。
スレート葺きやガルバリウム鋼板の特徴は、軽くて丈夫、材料費と施工費の単価も2倍程違ってくる事があります。
ただ、10~20年位に一度塗り替え等のメンテナンスが必用になります。また、耐用年数は25~30年とされています。
「やはり、現在の日本では瓦にするメリットがないか」
という訳ではありません。
阪神淡路大震災以降、阪神淡路大震災以降は2000年に建築基準法が改正され、これを受けて2001年には瓦屋根施工の最低限の基準として、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」が制定されています。
また、阪神淡路大震災前、1990年にも「JASS12 屋根工事標準仕様書」が改訂され、軒やケラバ(外壁よりも外側に出ている屋根部分)の瓦を釘打ち・緊結することが盛り込まれてていました。
このガイドライン工法や、仕様書に沿った瓦であれば丈夫で安全とされています。
ガイドライン工法で施工した切妻屋根を、阪神淡路大震災と同等の震動で耐震性を検証した動画です。
瓦の特徴は長寿命である事です。
また、基本的にはメンテンナスフリーで、耐用年数は50~60年と言われています。
材料費と施工費の単価は瓦の方が基本的には高いですが
長期的に見て、スレートやガルバリウムのメンテナンス費用等を考えればそれほど大きな違いではなくなるのかもしれません。